「アイ・アム・ア・コメディアン」

マイノリティを追うドキュメンタリーを得意とする日向史有監督が、ウーマンラッシュアワー村本大輔のパッションの源に斬り込む。

ウーマン村本がお笑いネタに政治を持ち込む理由


監督:日向史有
制作:イギリス
主演:村本大輔(ウーマンラッシュアワー)

第35回東京国際映画祭ジャパンプレミア部門参加作品
公式サイト:https://2022.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3505NCN01

 【ストーリーとみどころ】
『TOKYO KURDS/東京クルド』など、マイノリティを追うドキュメンタリーを得意とする日向史有監督が、村本大輔のパッションの源に斬り込む。政治ネタでテレビから敬遠されるだけでなく、コロナで独演会も封じられた男の叫びが聞こえる。第35回東京国際映画祭で最も衝撃を受けた作品。2022年末現在、配給会社は決まっていないが、各地で自主上映会が催されている。必見。

【初出:Wife402号 2023年2月。文/仲野マリ

【関連記事】
シネマアートオンライン・日向監督インタビュー
「村本大輔という男の『熱量』の源を追って」
長期取材を敢行した監督が、村本大輔という男の魅力と素顔を語るロングインタビュー。
映画の作り方に対するスタッフのこだわりや、ドキュメンタリー製作にこだわる監督のポリシーなどにも迫る。(インタビュー/文:仲野マリ)

 

 

 

「イニシェリン島の精霊」

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