menu

「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」

© Universal Pictures

ベイビーファーストで一発逆転!

監督:シャロン・マグアイア
公開:10/29(土)より全国ロードショー

レネー・ゼルヴィガーが体重を増やして好演し、「ブリジット・ジョーンズの日記」が大ヒットしたのは2001年。そのブリジットの43歳の誕生日から始まる今回の映画から見えてくるものは、子どもを持たない40代の女性が、イギリスでいかに肩身の狭い思いをしているかということだ。スリムなボディとTVディレクターというキャリアを獲得しても「私は負け組」というブリジット。そこに訪れた思いがけない妊娠! 現実はそんなに甘くないかもしれないが、「ベイビーファースト」で一致団結する人々の温かさが心地よい。

【初出・Wife377号 2016年11月 文/仲野マリ】

「めぐりあう日々」

「kapiwカピウとapappoアパッポ~アイヌの姉妹の物語」

関連記事

  1. 「ロスト・キング 500年越しの運命」

    「醜」は「悪」なのか?〜「女の直感」が暴いた思い込みの愚〜監督:ステ…

  2. 「フロリダ・プロジェクト―真夏の魔法―」

    青い空の下、行政からこぼれ落ちた鮮烈貧困母子家庭監督:ショーン・ベイカー…

  3. ブロードウェイシネマ「アーネストに恋して」

    寝不足のシンママ、異次元の楽天冒険家と出会い自分を取り戻す演出:リサ…

  4. 「ラスト・ナイツ」

    「忠臣蔵」に人類共通の騎士魂を見る監督:紀里谷和明配給:KIRI…

  5. 「早春」デジタルリマスター版

    復活 鮮烈な映像とロックではじける美少年のエロスと絶望!監督:イエジ―・…

  6. 「箱」

    使う側になるか使われる側になるか? 少年が見たそれぞれの地獄監督:ロ…

  7. 「母の聖戦」(原題「市民」)

    弱き者、汝の名は女。立ち上がれ、行方不明の娘のために監督:テオドラ・…

  8. 「スターリンの葬送狂騒曲」

    あなたは究極の“忖度”が生んだ恐怖政治を、笑い飛ばせるか?監督:アーマン…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP