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ライブシネマ「ピノキオ」

(C) B-Walter Studios_LAVAlabs

大人こそ胸に響く親の気持ち・子の気持ち

監督:アンナ・ジャスティス
第22回キンダー・シネマ・フェスティバルオープニング作品(8/13)
公式サイト(キンダー・シネマ・フェスティバル):http://kinder.co.jp

【ストーリーとみどころ】
実写とCGのコラボレーションで名作を忠実に再現。厳しいながら子を心配する親の気持ちや、親をうっとうしく思っても最後は頼る子の気持ちなどが丁寧に描かれ、改めて名作の力を感じる。キンダー・シネマ・フェスティバルは、東京都の調布市グリーンホールで毎年夏に開催、常に約1万人の動員がある。今年は8月13日~17日。各国大使館後援のもと、世代、環境、国籍を超え、すべての子どもたちに贈るグローバルな子どもたちの映画祭は、1992年、世界三大映画祭の一つであるベルリン国際映画祭児童映画部門の協力を得てスタートし、今年で22回目を迎える。年齢に合わせ、短編から長編までさまざまな作品が集い、「みる」だけでなく、映画を「つくる」ワークショップも! クラウンとあそべるイベントもあり、子どものペースで楽しめる文字通り「お祭り」だ。特色である「ライブシネマ」は、字が読めなかったり字幕を読むのに慣れない子どもが外国映画を楽しめるようにという心遣い。臨場感あふれる一発勝負の「ナマ吹き替え」は見事! 日本が発祥の地で、外国の声優たちは尻込みするほど難しく、世界に誇れる技術である。「アンパンマン」の声などでおなじみの戸田恵子さんも声優として参加。彼女は、この映画祭のチェアパーソンでもある。

【初出:Wife368号 2014年8月 文/仲野マリ】

 

「太秦ライムライト」

「プロミスト・ランド」

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